静的HTMLの作成を支援するツールであるMiddlemanを試してみました。
今回はこのMiddlemanの導入方法だけ紹介します。
まずはMiddlemanのインストールをします。
Middlemanはruby製のツールであり、gemからインストールができます。
※rubyが入っている前提
$ gem install middleman
これだけでインストール完了です。
続いてプロジェクトを作成します。
$ middleman init プロジェクト名
コマンドを実行するとプロジェクト名のフォルダが作成されます。
sourceフォルダの中にhtmlやccs、javascript等を入れていきます。
これらのファイルをビルドすると、静的HTMLが作成されます。
ビルドはプロジェクトフォルダ内で下記のコマンドを実行します。
bundle exec middleman build
ビルドするとbuildのファイルが作られ、ここに静的なHTMLが置かれます。
ここまでで導入が完了です。
MiddlemanはHTMLの共通化を目的として導入しました。
HTMLの共通化はjavascriptやphpを使用することで可能ですがこれにはデメリットがあります。
phpならサーバに依存、javascriptならクライアントに依存します。
また、動的なコンテンツとなるためSEOに若干弱くなります。
Middlemanを使用して静的なHTMLを生成すれば、これらのデメリットが解決できます。
次回、実際にMiddlemanを使ったHTML共通化等、簡単な使い方を紹介します。