フラットファイルCMSのGrav導入手順

投稿者: | 2023年5月24日

フラットファイルのCMSであるGrav導入方法です。
Gravはデータの管理がフラットファイルであるためデータはファイルとして管理されるためDBが不要です。
加えて、PHPで動くためAPサーバも不要となります。
Gravは置くだけで簡単に構築できるOSSのCMS製品となります。
ここで説明する手順はWebサーバとしてApache、PHPが入っている前提と致します。

Gravは下記の公式再度で配布しております。
https://getgrav.org/downloads

ダウンロードするのは管理画面付きの「Grav Core + Admin plugin」です。

ここから導入手順です。
Gravは置くだけCMSなので配置、画面へアクセスして初期設定の2手順のみです。

まずはGravの配置です。

wget https://getgrav.org/download/core/grav-admin/1.7.41.1 -O grav.zip
unzip grav.zip
mv grav-admin grav
chown -R apache:apache grav

ちなみにGravはデフォルトの設定だとドメイン直下「/」に配置される前提となっています。
Alias等を使ってURLのパスを変更する場合はGravのフォルダの中にある「.htaccess」を書き換えます。
「RewriteBase」が「/」となっているのでURLのパスに合わせて書き換えます。

続いて初期設定です。
Gravを配置してアクセスすると下記のような画面が表示されます。

ユーザー名、パスワード等の必要な情報を入力して「CreateUser」を押すと初期設定完了です。
管理画面へ遷移します。

管理画面に遷移すれば導入完了となります。
管理画面のURLは「/admin」といった形となります。
「/」の方にアクセスすると構築したCMSのコンテンツ画面が表示されます。
初期状態だと下記のようなwelcome画面が表示されます。

ちなみ画面にアクセスした際にPHPの設定やライブラリが足りない場合は設定が足りない場合はその旨を表示した画面が表示されます。
私はzipライブラリが足りなかったようで対応致しました。
別記事にしましたので詳しくは下記をご覧ください。
https://protocol.nekono.tokyo/2023/05/27/grav%e5%b0%8e%e5%85%a5%e6%99%82%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%83%a9%e3%83%bc-php-modulethere-were-problems-with-required-modules/

以上がGravの導入手順です。
今回はWordPress導入サーバに別途とCMSをインストールしたく既存のCMSと全く干渉しないことを条件としてCMSを選定しました。

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