AmazonLinuxのメールソフトについて

投稿者: | 2016年4月25日

AmazonLinuxは標準でsendmailがインストールされています。
このため設定を行うだけでメールサーバ(MTA)として利用することができます。
また、メールクライアント(MUA)はmailxがインストールされています。
sendmailでメールを送信するなら次のようなコマンドでメールを送ることができます。

$ sendmail XXXXXX@XXXX.com
  .

ピリオドを打つとメールが送信されます。
ログは次のパスに記述されます。
/var/log/maillog
メールログにこのようなメッセージが出力されていれば送信完了となります
stat=Sent (OK 1459212647 uk9si3039013pac.166 – gsmtp)
実際に受信したメールがこちらになります。
From: EC2 Default User
To:
日付: 2016年4月25日 7:49
件名:
暗号化: 標準(TLS) 詳細
ホスト名や件名が不正なため迷惑メールフォルダに格納されていましたがGメールで受信することができました。
mailxもインストールされているためmailコマンドでメールを送信することもできます。
このAmazonLinuxに標準でインストールされているsendmailですが実際はあまり使われることがありません。
sendmailはセキュリティ面で問題があったり、設定が複雑であったりするため好まれません。
実際はsendmailをアンインストールして別のメールソフトを使用するケースが多いです。
ちなみによく使われるメールソフトはpostfixになります。
以前こちらのgitLab導入手順でもsendmailを消してpostfixを入れました。
http://www.nekono.tokyo/2016/04/07/gitlab%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5/
メールクライアントとして使う分にはmailコマンドが叩ければいいため特に入れ替える必要はありません。

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