AmazonLinux タイムゾーンの変更

投稿者: | 2016年3月22日

海外サービスに向けてサーバを公開するためタイムゾーンの変更を行いました。
手順は次に示すとおりです。
①変更前のタイムゾーンを確認
dateコマンドを使用して確認します。

$ date
  Date 2016年  2月 25日 木曜日 07:00:00 JST

JST(Japan Standard Time)、日本の標準時間であることが確認できます。
続いて設定がどうなっているか確認します。
タイムゾーンは「/etc/localtime」に設定したファイルが読み込まれます。

$ ll /etc/localtime
  lrwxrwxrwx 1 root root 25  1月 23  2015 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Japan

シンボリックリンクが日本の設定ファイルになっていることが確認できます。
②タイムゾーンの変更(アメリカに)
①で確認したシンボリックリンクを張り替えます。

$ sudo ln -sf /usr/share/zoneinfo/US/Eastern /etc/localtime

③変更後タイムゾーンの確認
dateコマンドで確認します。

$ date
  2016年  2月 24日 水曜日 17:00:00 EST

EST(Eastern Standard Time)、アメリカ東部の標準時間であることが確認できます。
続いて先ほど同様に設定がどうなっているか確認します。

$ ll /etc/localtime
  lrwxrwxrwx 1 root root 25  1月 23  2015 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/US/Eastern /etc/localtime

④再起動時の設定
「/etc/sysconfig/clock 」の内容を書き換えます。

#変更前
ZONE="Japan"
UTC=false
#変更後
ZONE="US/Eastern"
UTC=false

このときUTCが「true」となっていた場合は「false」に書き換えます。
こうすることでローカルのタイムを使用することとなります。
以上、タイムゾーンの変更でした。
今回はAWSのAmazonLinuxで実施をしております。

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