GitLabの日本語化

投稿者: | 2016年4月8日

GitLabは海外のソフトウェアなので全て英語となっています。
これを日本語化するにはパッチを当てる必要があります。
パッチは下記のサイトからダウンロードすることができます。
https://github.com/ksoichiro/gitlab-i18n-patch
ダウンロードするパッチは使用中のGitLabとバージョンを合わせます。
GitLabのバージョンを確認する方法は次のようになります。
ログインして左のメニューから「Help」を選択します。
そうするとソフトウェア名と共にバージョンが表示されます。
「GitLab Community Edition 9.5.2」
今回バージョンを調べたところ、使用中のGitLabは9.5.2でした。
ダウンロードできるパッチはバージョン9.1.4までです。(2017年8月現在)
現在使用しているバージョンでは日本語化することは不可能だったのでダウングレードすることとしました。
古いGitLabのインストール方法は記事を書きましたので下記を参照ください。
http://protocol.nekono.tokyo/2017/09/01/%e5%8f%a4%e3%81%84gitlab%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%bc%e3%83%ab/
バージョンが確認できたらGitLabの日本語化を実施していきます。
まず、patchコマンドが必要なのでパッケージをインストールします。。

$ sudo yum install patch

続いてGitLabの日本語化パッケージを取得します。

$ cd ~
$ wget https://github.com/ksoichiro/gitlab-i18n-patch/archive/master.zip
$ unzip master.zip

パッチを当てます。
下記のコマンドではバージョン9.1.4の日本語化パッチを当てています。
別のバージョンの場合はディレクトリのパスを変更してください。

$ cd /opt/gitlab/embedded/service/gitlab-rails
$ patch -p1 < ~/gitlab-i18n-patch-master/patches/v9.1.4/app_ja.patch

これで日本語化完了です。
GitLabの日本語化パッチは途中で止まっているようです。
なので日本ではそこまで流行っていないのかもしれません。
業務で本格的に導入する場合は自分でパッチを作成する必要がありそうです。

(2017/8/30削除)
最近はコードレビューの文化が進んでおり、GitLab導入のプロジェクトも増えてきたようです。
(2017/8/30追記)

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